Adobeはサブスクリプションへ行くか?
2013年 03月 19日
内容は、、、たぶんサブスクリプションに対してのユーザー意識調査、といったところでしょうか。
すでにあちこちで報道されているように、フォトショップを初めCS系のアプリケーションのパッケージ販売をやめるということみたいですが、そのことに対しての非難が多いですね。
僕も最初は「え~~!」って思いましたが、今は何とも思わなくなりました。というのはアップルがすでにOSのリカバリーディスクで物理的なメディアを添付することをやめているからです。このところ、2度、MacMiniのシステムを入れ替えているので、物理的なメディアがなくても、なんとかなるのを経験したせいかもしれません。
とは言いつつ、僕が使っているフォトショップはヨドバシカメラでパッケージ販売されているものです。理由はヨドバシのポイントがあるから。笑
僕はAPA会員なので、一般のポイントよりは2%優遇されています。たぶんJPSの会員も同じかな。これって結構大きくて、カメラやレンズなどもポイントを考えると価格ドットコムの最安値よりも安くなるケースが多いんです。ポイントはいらないという人は別ですが、ありがたい優遇ですよね。
で、フォトショップもLightroomもほとんどはヨドバシ。Lightroom4は優待アップグレード版をアマゾンで買ったかな?
僕がサブスクリプション移行で困るのはこのポイントだけかも。
AdobeとしてはCS7からほとんどのアプリケーションはパッケージ販売しないかもしれません。現在でもパッケージとして残っているElementsとLightroomは除いて。
フォトショップもバージョンナンバーで言うと13だと思いますが、次のCS7が14です。すでに写真のアプリではなく3D、ムービーもいじれるアプリになっています。僕たち写真屋には必要ない機能が多くなってきています。だからアップグレードしない、と言う人も多々居ます。去年のアップグレードは直前のバージョンまで、という縛りが出来て、渋々アップグレードした人も居ると思います。
アプリケーションの宿命として、アップグレードごとにユーザーが先細りになるのは仕方ないこと。
Adobeも当然それは何年も前から分かっていたことなので、その解決策がサブスクリプション移行でしょう。
もちろん良いこともあって、細かなバージョンアップが時期を選ばずに出来るという点。バージョンという数字が意味を持たなくなるでしょう。常に最新のアプリが使える。iPhoneのアプリと同じですね。
僕は先のアンケートで、もしサブスクリプション移行になるとしたらどうしますか?という質問での答えが「できる限りパッケージ販売のものを使いたい」と回答しました。
ものとしての実態があると言うことも大きいですが、自分以外の誰かに縛られるのがイヤと言うこともありますね。サブスクリプション移行したら、一生、Adobeに支払い続けるわけですから。
まあ、毎回アップグレードしているから、結局は同じなんですけどね。
この抵抗感は、たぶんにメンタルなものなんでしょうね。
言葉の問題も大きいかもしれませんね。でも、メンバーシップというのも嫌だという、僕たちより上の世代の人もいるかもしれません。つまりは、所詮、その問題は慣れ。10年くらいすれば当たり前の日本語になっているかもしれません。</p>
すでにアドビのクリエイティブクラウドに入っているんですね。月一の認証があるんですか?なるほどね。<br />
面倒くさいけど、それがないと永遠に会費を取られる、的な風にとられかねないからかもしれませんね。</p>
<p>アドビのこの流れが成功するのか、失敗するのか?注目ですね。</p>
<p>多くのユーザーがそんな倹約を始めてしまって今後の製品のリファインに興味を失ってしまったら、企業が成り立たなくなりますね。だから会費制にするのはアドビから発想するとかなり合理的な考え方となります。それにより、世界でアドビだけが卓越したソフトを継続的に開発できるとしたらそれが理想とも思います。悩ましい問題ですね。</p>
CS6は試用してみたのでしょうけど、購入に至らずですか・・僕は十分価値のあるアップグレードだと思いましたが。CS5と比べても、修正の精度がすごく上がっているし。ホント楽にレタッチできて助かっています。<br />
ただ、確かにレタッチしない人にとっては、極端に言うとPhotoshopの7くらいでも十分なのかもしれませんね。</p>
レタッチも、現像もしないのなら、Photoshop必要なしじゃないの??Elementsでも良いかもしれませんね。<br />
ハンダさんがどうのこうのと言うわけではありませんが、一般論として、普通の人はPhotoshopっていらないと思います。この傾向はどんどん進んでいくでしょうね。<br />
だからAdobeはLightroomを出した。写真から離れていくPhotoshopの、穴埋め的な立ち位置と言うか。<br />
気になるのは、Lightroomはパッケージ販売も続けるようなので、その辺の思惑が。。。すでにLightroomは4にまで進化していて、もう他社のアプリは寄せ付けない独走態勢になっていると思います。そのあたりを今後、どう収益に結びつけるのか?アクティベーションの採用は次の5でやるのか?ここら辺が見所だと思いますね。</p>