フィルム対デジタル
2007年 04月 20日
今朝のテレビ番組でも小倉さんがデジタルカメラの話をされていましたが、今更言うまでもなく、恐ろしい勢いで写真界はデジタル化が進行しています。
最近、記録メディアであるCFカードが値下がりまして、ついに8GBで1万円を切ってしまいました。
8GB コンパクトフラッシュ 100倍速 CF カード
これって、35タイプで最高画質のキヤノンEOS1Dsmk2のRAWデータでも400コマ以上撮れるわけです。
つまりは1万円でフィルム11本分以上の記録が出来ると言うことで、もはやCFカードを消したりしないで、そのまま保存していてもフィルムよりも安くなってしまったと言うことになります。ポジフィルム1本、フィルムと現像代で2000円くらいしていましたからね。いまやCFカード使い捨てでもその半額以下で写真が撮れる時代になってしまいました。
かつては1本あたり2000円のお金がかかっていて、現在はそれがほぼ0になってしまったと言うことは、誰かの収入が0になってしまったと言うことです。それは現像所だったり、フィルムメーカーだったりするわけですが。
業界最大手の堀内カラーでも都内では2,3箇所でしか現像が出来ないようになりました。集配もないという噂も聞きます。ウワサというのは、うちでもすでに2年くらい堀内カラーの集配はお願いしていないので、分からないためですが。
本日、あるバックタイプメーカーの方とお会いいたしましたが、売れ行きは好調だとか、、、35タイプデジカメはすでにプロユーザーには行き渡っていますから、次の段階はフィルム撮影時代に中判、大判を使っていた分野のカメラマンがいつ?どう移行するかでしょう。
今年はその山の一つになると思います。
YShimizuさんの仰るようなライトワンスなメモリーカードもいいかもしれません。<br />
そうすれば書き直せないのでデジカメでダラけてきた撮影に少しは気合いが戻るかも</p>
ライトワンスのカードって良い発想かもしれませんね。<br />
ただ、書き換え可能なカードよりは安くしないと売れないでしょうね。同じ値段でもライトワンスを買うという人は少ないでしょう。<br />
ライトワンスなら、書き換え可能よりどのくらいや少ないと買わないかな~と想像してみましたが、、、、たぶん、1/4くらいの値段でないと買いそうにないと思いました。<br />
すでに取りあえず撮るという撮影方法が染みついてしまっているので、消せないカードだとあっと言う間に使い切ってしまいそうです。<br />
と言うことで、たぶん、将来的にもライトワンスのカードは商品化されないかな?・・</p>